猫背の治療〜医学的診断が必要?〜

猫背を治す方法はたくさん考案されていますが、その多くはストレッチや整体などで、医療行為ではありませんよね。

しかし、猫背で専門医の治療が必要なケースも存在します。それは、「骨粗しょう症」が猫背の主な原因となっている人の場合です。

骨粗しょう症とは、骨中のカルシウム量が減り、骨の強度が低下して、骨折を起こしやすくなる病気です。この病気では、太ももや上腕で骨折が起こりやすいのですが、実は背骨も骨折が多い部位なのだとか。背骨が骨折を繰り返すうちに背が丸まり、猫背になることがあるのです。

当然ながら背や腰に強い痛みが生じるのですが、姿勢の悪さによる腰痛と誤解してしまうことも。特に、もともと腰痛や背部痛を訴えることが多い高齢者では、見過ごされ治療が遅れることがあるようです。

また、骨粗しょう症は閉経後の女性など、中高年以降の病気と思われがちですが、若年者でも発症するのだそうです。「若年性骨粗しょう症」は男女間の発症率の差が無く、病気のメカニズムはよくわかっていないのですが、治療によって完治の見込める病気だそうです。なるべく早めに、適切な診断・治療を受けたいところです。

たとえ10代でも、猫背で腰や背中がひどく痛む場合は、一度整形外科にかかって専門医に診てもらいましょう。

もし骨がボロボロならば、矯正ベルトもストレッチも、空しいものになってしまいます。猫背を治す努力を無にしないためにも、まずはしっかりと治療しましょうね。