猫背が引き起こす怖い症状

猫背が、肩こりや腰痛のもととなることは広く知られていますね。これら慢性的な症状は不快ですし、人によってはかなり痛みの強い場合もあります。しかし、「早く治したいけれど忙しいし・・・。とりあえず放って置こう」ということも多いのではないでしょうか。

実は、猫背はより深刻な症状を引き起こすことがあります。

例えば、首猫背による「椎骨動脈解離」。これは、猫背により首の椎間板が圧迫されてつぶれ、椎骨の一部がトゲ状に飛び出して、脳への血流を妨げている状態。この症状は、脳梗塞の一因にもなりえます。

また、そこまで行かなくとも特に首猫背の場合は、普段から首の血流が悪い状態が続いています。脳が栄養不足、酸素不足になることで、本来必要なホルモンがつくれなくなり、結果としてうつ病を誘発すると言われています。

猫背は、血流を妨げるだけではありません。背骨の中には脊髄神経が通っていますが、猫背のためにこの神経が圧迫されることがあります。そのため、背骨の痛みや免疫力の低下、血圧の乱れ、新陳代謝の低下や手足の冷えなど、猫背による症状は多岐にわたります。

その他、猫背は顔のたるみにも関係しているようです。猫背で顎が前に出ていると、背中の僧帽筋が緊張し凝ってしまいます。僧帽筋と、顔の表情筋とは筋膜でつながっているため、表情筋の伸縮性も低下して、顔がたるみやすくなるのだとか。

様々な症状を引き起こす猫背。全くもって、百害あって一利なしだということがよくわかりますね。